エタニティブックスで連載されていた原作:綾瀬麻結さん、漫画:小立野みかんさんの「片恋スウィートギミック」のネタバレと感想です。
片恋スウィートギミック あらすじ
優花には、学生時代ずっと好きだった男性がいた。その彼、小鳥遊に大学の卒業式で告白しようと決めていたが、実は彼には他に好きな人が……。失意のまま、小鳥遊の前から去った優花。でも、彼への気持ちを消すことはできなかった。――時は過ぎ。29歳になった優花の前に、突然小鳥遊が! 再会した彼に迫られ、優花は小鳥遊と大人の関係を結ぶことを決める。身体だけでも、彼と繋がれるなら……と考えたのだ。そんな優花を、小鳥遊は容赦なく乱して―― 超濃厚! すれ違いラブが待望の漫画化!
*登場人物
鳴海優花(なるみ ゆか):主人公
小鳥遊彬(たなかし あきら):優花の大学の友人
宇都宮千穂(うつのみや ちほ):優花の大学の友人
佐野大地(さの だいち):優花の大学の友人
では早速ネタバレいきます!
片恋スウィートギミック 1話 ネタバレ
優花は大学に入学してからずっと自分に優しくしてくれた、同級生の小鳥遊くんのことが好きで、卒業式に自分の気持ちを打ち明けたいと思っていました。
小鳥遊は大学に入ったばかりの時、優花に初めて声をかけてくれた人で、おとなしくて気後れしがちな優花にいつもやさしくしてくれていました。
同じサークルの佐野君にカフェテリア裏手の中庭に小鳥遊くんが向かっていたと聞いた優花は急いでその場所に向かいます。
小鳥遊君を見つけた優花は声をかけようとしますが、小鳥遊君は友達の千穂と何か話しています。
立ち聞きはよくないと思ってそこを離れようとする優花の耳に千穂の「小鳥遊くんが好きなの。あたしと付き合ってくれませんか?」の声が聞こえてきます。
小鳥遊は告白してくれてありがとう、でもまず俺の気持ちをきいてくれないかと答えていて。
風の音がサワサワとしていたのでハッキリと全部の言葉が聞こえた訳ではなかったけれど、
「俺も・・・好きなんだ・・・4年間ずっと見つめてきたんだよ、だからこのあと――」
という小鳥遊の言葉が優花の耳に届き、その次に優花がみたのは、千穂が小鳥遊に抱きついている姿でした。
優花は二人がお互いに好き合っていたんだと思いショックを受け、その場を急いで立ち去ります。
小鳥遊と千穂も優花と同じ旅行サークルに所属していました。
優花を旅行サークルに誘ってくれたのは小鳥遊でした。
千穂とは優花と一緒に入ろうと誘っていたときに、千穂が二人の話に割り込んで旅行サークルに入った時からの付き合いになります。
千穂は自分とは違って明るくて美人。
優花はもしかして小鳥遊くんが自分をいつも気にかけてくれていたのは、千穂ちゃんと自分が一緒にいるから?
千穂ちゃんの友達だから親切にしてくれていたんだと思い、告白したいと考えていた自分がバカみたいと思ってしまいます。
佐野からサークル仲間で写真を撮るから来いよと言われていたのに、優花はショックのあまり誰とも会わずに大学を出ていき、その足で携帯を解約して実家に戻ってしまいます。
そして大学時代の友人全員と連絡を一切絶ってしまいました。
それから8年後。
数年前に再び状況して広告宣伝を請け負う会社に就職した優花。
ある日、同僚の営業担当の三井が交通事故に遭ってしまいます。
そしてその三井の代わりに優花の会社のクライアントがスポンサーになっているラジオ番組の収録現場に行って、番組内容をチェックしなければならないことになってしまいます。
クライアントがスポンサーをするラジオ番組は「キミドキッツ!」という新番組。
期間は7月~9月のワンクール。
ベテランアナンウンサーがパーソナリティのトークメインの番組です。
☆☆☆
初めまして、鳴海優花と申します。
スタジオに着いた優花が挨拶すると、そこにはなんと小鳥遊の姿がありました。
小鳥遊は今ラジオ局のアナウンサーをやっていて、「キミドキッ!」のパーソナリティだったのです。
「た・・・小鳥遊くん・・・」
優花は卒業式の小鳥遊と千穂が抱き合っている姿を思い出し、動揺します。
小鳥遊は優花が自分のことを覚えてくれてたことに喜びます。
そして嬉しさのあまり、大学時代の同窓生が仕事でここに来て8年ぶりに会えたんです!今ドキドキしています!と、ラジオで楽しそうに話してしまいます。
一方の優花は、小鳥遊と会った事、千穂と小鳥遊の関係が今でも続いているんだろうか・・・。
小鳥遊の声を聞いているとあの時の気持ちがあふれ出しそうになってしまい、ラジオの内容どころではなくなっていました。
取りあえず収録分のデータをもらうことができた優花はそのまま帰ろうとしますが、小鳥遊に呼び止められます。
再会の記念に飲みに行こうと誘われ、優花は強引に手を引かれて小鳥遊につれて行かれます。
手を握られた優花は小鳥遊のことを女性になれてると思ってしまいます。
千穂だけでなく色んな女性と経験して大人になった小鳥遊に比べ、自分は29歳になっても異性と付き合ったこともないし、手を握られただけでドキドキしてしまうなんて・・・。
自分のことを情けないと思う優花ですが、小鳥遊に幼いと思われないよう自分もギュッと小鳥遊の手を握り返します。
小鳥遊はお酒にも詳しくて、おしゃれにカクテルを注文してくれます。
カクテルを飲みながら小鳥遊が優花に言いました。
「俺、鳴海にずっと聞きたいことがあったんだ」
「なぜ卒業式のあと姿を消したんだ?誰にも一言も告げず俺の前から消えたのはどうして?」
「鳴海との関係は一生ものになると思っていたのは俺だけだったのか?」
小鳥遊の言葉にビクッとする優花ですが、あなたに失恋したからとは言えるわけありません。
ただ携帯が壊れて誰とも連絡がとれなかった、就職してからも忙しくてつい・・・深い理由なんてないとあたりさわり無く答えてしまいます。
俺だって忙しかったけど、鳴海を忘れたわけじゃないと言い、今自分には特定の人がいないんで、もし鳴海がイヤでないなら朝まで傍にいて欲しいと優花に伝えます。
もしも好きな人がいないなら、俺はこの手を離したくないと優花の手を握ってきました。
小鳥遊の言葉を嬉しいと思いながらも、千穂へのアプローチのために自分を使っていたことが頭から離れません。
多分小鳥遊がこんなことを言ってくるのは、自分がさっき手を握り返したから、自分のことを大人の女性と思ったから。
大人の女性なら後腐れないって思ったに違いないと考えます。
でも、それでもいい、一度だけでもいいから、小鳥遊くんに女性として求められたい!抱かれたい!
小鳥遊への気持ちがあふれてきた優花は朝まで傍にいることに同意します。
ホテルに着くなり小鳥遊は優花を抱きしめ激しく求めてきます。
キスだけで痺れてきた優花は待ってとお願いしますが、小鳥遊は待てない、そのままの鳴海が欲しいと更に激しさを増してきました。
優花は自分の気持ちを悟られないよう、無理して大人の女性のように振る舞おうとします。
「すごい濡れてる、俺に触られて感じた?」
「鳴海のここ、俺を受けいれたいってひくついてるよ?」
小鳥遊の言葉に恥ずかしがってちゃダメと自分に言い聞かせ、優花も小鳥遊が欲しいと答えました。
小鳥遊の熱いものが優花の中に入ってきます。
「たか・・な・・しくん」
喘ぎながら小鳥遊を呼ぶ優花に、彬と名前で呼んでくれて頼む小鳥遊。
大学時代から彬くんと名前で呼びたかった優花はやっと願いが叶ったと涙を流します。
これは甘い夢、一夜だけの幸せな淫らな夢なんだと思う優花。
でも、これで恋人になったと勘違いするほどバカじゃない。
大人の女性らしく後腐れなく颯爽と部屋を立ち去ろう、そう考えていた優花ですが、なんと寝過ごしてしまいました。
もう朝!?とビックリして帰る用意をしようとしたら、小鳥遊からそんなに慌てて行くなよ、俺、満足させられなかったか?と引き留められます。
まさか、そんなことないのは小鳥遊くんが一番わかってるくせにと答える優花。
小鳥遊は彬と名前で呼ばれなかった事が気に入らない様子ですが、更に言葉を続けます。
この関係を続けないか?これで終わりたくない。俺とまた一緒に過ごしてほしいと。
“この関係”――つまり身体だけの関係のことだと優花は理解します。
恋人同士になろうとは言ってくれないことは最初から分かっていた。
それでもいい、私は小鳥遊くんの傍にいたい。
そう思った優花は、小鳥遊くんがそう望むらないいわと受け入れます。
片恋スウィートギミック 1話 感想
なんかスゴイすれ違いの漫画ですよね^^
でも個人的に優花が好みというか、スゴイかわいいな~って思います。
けど処女なのに、あんなに大胆にできるの!?という素朴な疑問も残りました(笑)
話が進んでいくと更にすれ違いが起きそうな気がしますが、早くハッピーエンドになって欲しいです。
まとめ
片恋スウィートギミック1話のネタバレと感想をまとめてみました。
片恋スウィートギミックはエタニティブックスで小説も出ているんですよ。
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